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音楽ノート

主に音楽についてのブログです。

広島交響楽団第244回定期演奏会

今日は待ちに待った、下野さんのドヴォルザークプログラム。ドヴォルザークチェコ民族音楽を曲に取り入れているのが特徴ですが、今日の3曲はどれもチェコらしさがあふれたとても楽しい曲です。

序曲「謝肉祭」は、短い曲ですが、パーカッションも加わってとても盛り上がる曲。ヴァイオリン協奏曲はあまり演奏されないのですが、実は隠れた名曲で、第2楽章はドヴォルザークらしい自然な美しさがいっぱい。また、第3楽章は交響曲第6番やスラヴ舞曲で有名なフリアントを主題とした民族色がたっぷりで、大変盛り上がりました。シベリウスのヴァイオリン協奏曲に似ているところもあるけど、シベリウスが北欧の厳しい自然を感じさせるのに対して、ドヴォルザークのほうはもっと暖かい感じがする。グルーズマンのソロもメロディーを歌った演奏。アンコールのバッハの無伴奏パルティータはしんみりとした演奏。

交響曲第8番はチェコのメロディーがあふれるとても楽しい曲。明るいメロディーで快活な第1楽章、ボヘミアの美しい自然を満喫できる第2楽章もすばらしいけど、やはり後半がもっといい。有名な第3楽章のメロディーはとても美しくて優雅で楽しい。そして最後は第4楽章の変奏曲。チェコのメロディーの美しさと快活さが入り混ざるかたちで変奏されてゆく。最後はオーケストラ全力で盛り上がる。

曲目

ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」

ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲

バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番から「ガヴォット」

ドヴォルザーク交響曲第8番

指揮:下野竜也

ヴァイオリン:ヴァディム・グルーズマン

2004年11月19日(金) 18:45開演

広島厚生年金会館