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音楽ノート

主に音楽についてのブログです。

広島交響楽団第249回定期演奏会

広響

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は、第5番の「皇帝」に対して「皇后」というべき曲。

第1,3楽章の華やかさもすばらしいが、第2楽章の弦楽器とピアノとのかけあいがとてもすばらしい。

ショスタコーヴィチはポスト・マーラーの作曲家として、最近人気が上がっています。

広響でも昨年西本智実の指揮で有名な第5番の「革命」を演奏しています。ショスタコーヴィチの「1905年」は、第5番「革命」と同じくロシア革命をテーマにした曲ですが、まだまだ演奏される機会も少ないです。全体の感じは第5番をよりパワーアップした感じ。全体で約1時間が続けて演奏されるのだからとにかく長い。

第1楽章の冒頭からハープと弦楽器によるショスタコーヴィチ独特の不気味な音楽。その中にトランペットとティンパニの軍隊があらわれる。そして、第2楽章のクライマックスに向かって戦いの音楽はすさまじく盛り上がってゆく。しかし、急に音楽は静まりものさびしいメロディーを奏でる。第3楽章は、ヴィオラが革命歌のメロディーを奏で、戦いで倒れた人々への追悼がつづく。第4楽章は再び激しい戦いの音楽。井上道義の指揮はすさまじい大迫力大音量で激しい戦いを描く。まったく息のつく暇もない大音楽絵巻でした。

曲目

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番

ショスタコーヴィチ交響曲第11番「1905年」

指揮:井上道義

ピアノ:アレクサンダー・ロンクィッヒ

2005年5月27日 (金) 18:45開演

広島厚生年金会館